1995 年新年のご挨拶

富士通研究所 知識処理研究部の益岡です. 本年もよろしくお願い致します.

今年は, 年賀状を作ってみました. よろしかったら見ていって下さい. データは full color でつくってありますので, full color のモニタで 見た方がきれいに色が出ます.

  • 1995 年度年賀状 (Version 2)
  • 1995 年度年賀状
  • データの説明

    1165 x 787 pixel の JPEG 画像データで 200 dpi で出力すると ちょうどはがきのサイズ (10 x 14.8 cm) になるようにしました.

    素材

    自分の写真
    Kodak DCS200ci Digital Camera によって Photoshop に取り込む.
    ピンの写真
    Kodak DCS200ci Digital Camera によって Photoshop に取り込む.
    いのししの絵
    HP ScanJet IIcx で gray scale で scan して, Photoshop に取り込む.
    山梨 富士山
    ImageCD volume 4. 日本の風景総集編 0080036
    コルク
    ImageCD volume 8. 素材総集編 0080036
    ウッドイメージ
    Hyper Material 素材イメージデータ集 Vol 2. K1019

    作業

    作業は Macintosh 上の Adobe Photoshop 2.5J で行ないました. 主に「フォトショップ ワウ! ブック 日本語版」 を参考に作りました. 以下に作業のおおまかな流れを書きます.

    まずコルクやウッドのイメージを適当に調整し, パターンとして 使えるようにした. ウッドのパターンで画面を塗りつぶし, 枠に見えるように適当に 影とハイライトを与えた. 真中を抜き, その抜いた部分をコルクのパターンで 塗りつぶした. コルクとウッドの間には細いが濃い影を与えた. (その方がコルクとウッドが馴染んで見える.)

    写真の方はまず富士山の写真を適当な大きさにした. 自分の写真から自分の姿だけを切り出して合成した. さらに背景色を白にして, 画像サイズを少し大きくして, ちょうど写真のように見えるようにした.

    「謹賀新年」の文字は, Photoshop のテキストツールで入れ, それを「フォトショップ ワウ! ブック 日本語版」の p.156 に ある「クロムの作成」の方法で金属の感じをつけた. ただし色を金色を基調にすることにより, 正月のおめでたい感じを 演出してみた.

    ピンの写真からピンだけを切り出しておいた. この時 ピンを切り抜くための cutting mask や影を alpha channel に作っておいた.

    富士山を背景にした自分の写真, ピン, 「謹賀新年」の文字, などを適当に影を付けながら, 木の枠の ついたコルクのイメージに合成して最終的なイメージを作った.

    Version 2 ではさらに以下のような操作を行なった.

    「一九九五年 元旦」の字は Photoshop の text tool を用いて alpha channel に直接書いた. いのししの絵も同じ alpha channel に読み込んだ. それらの要素を適当に Gaussian Blur でぼかして, 位置や明るさを調整した. その alpha channel を選択範囲として, その選択された範囲を 透明度を 80 % に設定して緑で塗りつぶした.

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